Blog

工芸むら田

工芸むら田にて「柏陶会」が始まりました。

毎年開催しているこのグループ展も今回で6回目になります。
毎回テーマを設けて展示しているのですが、今回は2人減ったこともあり
計8人で前半は「花器」、後半は「食器」というテーマで行っています。

銀座8丁目という立地で、普段は数々の著名作家の作品を展示しているすばらしい工芸画廊なので
まだまだ若輩の我々の作品を展示させていただけることは大変光栄なことなのです。

毎回作品について貴重な意見やアドバイスをくれ、時には厳しいことも言われますが
その的確なこと!!
制作している時に感じている不安や雑念を、前向きな希望や勇気に変えてもらっている気がします。

このむら田さんを唸らせる作品をいつか作ってやる!・・・と意気込むのでした。

 

DM制作「明石竜太郎展」

先日、兄である明石竜太郎の個展のDMを制作しました。

兄と2人で何かをやる時には、暗黙で役割が決まっている気がする。

学生時代、自宅でゲームをやっている時も
  「あそこ怪しくね?」とか
  「倒せっ!倒せっ!」とか
  「よっしゃー、よくやった!!」などと横から 兄。
  決まってコントローラーを握っているのが・・ 僕。

パソコンのモニターを前に
  「そこもうちょっと小さく。」とか
  「横並びにズラッとシュピーンって感じで」とか
  「ヴワッとこう来てスチャッと決める!」などと横から 兄。
  決まってマウスを握ってるのが・・・・・・・・・・・ 僕。

作品並べて写真を撮るときも
  「もうちょっとこの辺の茶系の色が・・」とか
  「斜めってね?」とか
  「影がうるさいな」などと横から 兄。
  決まってシャッターを切ってる・・僕。

さながらこの関係
  軍隊で言うと「参謀本部」と「実行部隊」
  暴走族で言うと「総長」と「特攻隊長」
  ・・・etc.

まぁ、先に見ている目的地が同じところにあるから「カーナビ」と「運転手」ぐらいに考えましょう。

 

こんな感じで今までに2人で「ああでもないこうでもない」って言いながら何かを作ることには慣れているから
今回もいつものように順調に進むだろうと思えたが・・・

 

   なんと作品が真っ黒!!
   あれれ?? 磁器じゃねぇじゃん!!

 

毎回虚をつかれる兄の作品ですが、今回はまたガラリと。
しかもこれがまた上品でカッコいい!
本人も大変気に入っていたようですが、この質感を写真で表現するのはかなり至難の技。
買って間もないカメラを片手に、いつもの役割で進めること数時間。
やっとカタチになって入稿を終えたのは夜中の4時過ぎ。

入稿のための仕上げをしていて、ふと横を見ると・・・

早々に帰る準備をしに、部屋からいなくなっている・・・ 兄。

 

明石竜太郎展

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(拡大写真+詳細はこちら

s-nori.com 佐藤典克

陶芸家・佐藤典克さんのホームページです。s-nori.com_top

美大受験の予備校に通っていた頃、そこで助手をやっていた典さん。
お世話になりました。

色絵の表現に加え、彫りやイッチンなどの技法を応用した装飾が特徴の作品。
自分の仕事との違い、ユニークな人柄、大変惹かれます。

典さんの世界に触れてみてください。

陶芸教室レア〜Le'a〜の開校もしてますので、同時にどうぞ。

陶芸工房 一閑

大変お世話になっている陶芸家、望月集さんのホームページです。

一閑ロゴ作品ももちろんのこと、その人柄や姿勢など学ぶべきところが多く
精力的に展開している展覧会などには、できるだけ足を運ぶようにしています。
毎回自分には無い感覚と、新しい試みへのおどろきで
「いい展示を見たなぁ」と、やさしい気持ちになって自分の仕事に向き合えます。

奥さんの漆芸作家、井ノ口貴子さんとは昨年二人展をさせていただきました。
磁器と漆。それまで一緒に並べる機会が無かった素材ですが、
実際に展示してみると非常にいい雰囲気で、これまたやさしく新しいカタチの作品に
感銘を受けました。

なによりもこのお二方、ご一緒させていただくと暖かくて。。

これからもお世話になります。

作品写真

今日は天気もよくて、部屋から見える緑も綺麗だったから
作品の写真を撮りました。

ホームページを開設してから一ヶ月経つのに、未だに作品の写真が充実しておらず
「こいつ仕事してねぇ」って思われてしまうので、早いところ写真を増やさねばならないと思っているけど
こうしたい・ああしたいと、イメージだけが先行してしてモノにならない。
こんなところでもしっかり優柔不断な性格が・・・。

展覧会で見る作品と、リアルに家で使う作品とでは印象が違って見えることがあるので
自分のホームページではなるべく仰々しくならないよう写真を撮り、
実際に使われている作品の姿を提案していきたいと思ってはいるけど
なんせ腕が足りない。

今まで何度も展覧会のDM制作や作品ファイルで物撮りは経験してきましたが、
ライティングからシチュエーション、機材まで何かと勝手が違いすぎて四苦八苦。
何とかイメージに近づいたかなと思って気付けば3時間以上シャッターを押し続けてました。

結局仕事してねぇし。。

 

カップの撮影〈作品写真はギャラリーページに掲載してます。〉

 

これからもこんな感じで作品の写真をアップしていきますので、
「こんなシチュエーションで」とか
「こんな写真は?」
などの提案、ご意見ありましたらコメントにてお知らせください。

© 2009 Takuma Akashi.