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秋の展覧会巡り
October 31, 2011おっと、、アブねぇ。。
1度もブログを書かずに10月が終わってしまうところだった。。。
12月23日から始まるギャラリー緑陶里でのグループ展「Re:工芸」も着々と話が進み、
打ち合わせと称した飲み会も、あと2回ぐらいやればいいかなってところまで来ています。
まだちゃんと告知できるまでには至りませんが、11月に入ってしまいますので
そうも言ってられませんね。。近々。。
本格的に展覧会の制作に入る前の、鋭気を養うための恒例の展覧会巡り。
芸術の秋ってこともあり、所々で見応えのある展覧会が開催されています。
東急→東京メトロのフリーパスで、回れるところまで行きました。
まずは、、日本橋高島屋で開催中の「伊藤北斗 作陶展」。
イチオシです!!
なぜこんなにも惹かれるのか。
カタチ、色調、質感・・・陶芸の作品ではそういったものを評価の対象に見がちですが、
それだけじゃない「何か」も強く感じさせてくれる作品群です。
惹かれるものが「これ」だけではない世界観は、自分に足りない部分を教えてくれます。
11月1日まで開催しています。是非!
お次は、工芸むら田にて開催していました大先輩「高橋誠 展」。
相変わらずのすばらしい作品で、極めるとはこういうことなんだなと。。
「Re:工芸」の打ち合わせに途中参加で来ていただき、
毎度の事ながら楽しいお話を聞かせてもらいました。そしてご馳走さまです。
12月の「Re:工芸」でもご一緒させていただく、今をときめく女流作家の林亜美さん。
新宿高島屋にて個展を拝見しました。
女性らしさと力強さを併せ持った、亜美ちゃんらしい作品でした。
今度の展覧会は、初めて一緒に展示する機会です。
何かとご迷惑をおかけしますが、、楽しみにしているのでどうぞよろしく。
どうも最近、、ワタクシの知らないところで明るい感じの茶陶が流行っているらしく、、、
「〜茶会」「〜ガール」「〜流」と、
オシャレにカワイくお気軽に「茶」を楽しむといった
これまでの「茶」の世界のイメージとはちがった感じで盛り上がっているようです。
そんなムーブメントの仕掛人の一角を担う、「アバンギャルド茶会」主催の展覧会が
渋谷西武で開催されていました。
その中の宇宙十色に、佐藤典克さんと泉さやかさんが参加されています。
以前のブログでも書いたように、「茶陶」との関わりにはまだ足音すら聴こえてない状態です。
オシャレにカワイくお気軽にといったことはさておき、楽しむということは
何においてもモノづくりである以上、一番大事なことなんだと強く感じましたね。
そして最後は、、、
陶芸ではありませんが、友人のファッションデザイナー「suzuki takayuki」の
2012 spring-summer collection に行って参りました。
毎度の事ながら、汚いジーンズにホーキの様な頭髪のワタクシには場違いの空気が充満している展示会。
シャレた格好のお客さんがウキウキしている会場に、
「頼むから誰か知り合いが来てくれ〜」とキョロキョロしている人間が馴染めるはずもなく
数少ないメンズのコーナーでじっとしてる訳です。
しかし本人に会うと、相変わらずのモップのような頭髪で「おう、タクマ」ってなもんです。
・・・本気でホッとします・・・
展示してある作品と、それを創った人間。
そこにある当然の「ギャップ」は、展示会の楽しみ方の一つですね。
本人はギャップがあるなんて思っていないもんですが。
まぁ、ひと月以上ブログを書かなくっても
ネタが溜まるような生活はしていないので、こんなところでしょうか。。
それでは11月にまた。。