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桃林堂での展示を終えて

昨日、青山桃林堂での二人展「験ノ宴〜ためしのうたげ」が終了しました。
会場に足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。
毎回展示を終えると思うことですが、
「もっとこういった作品を準備できれば良かった」とか
「こういうアプローチもアリだな」とか
「もっと前から取りかかっていれば・・」とか・・・
イヨッシャー!!っていう感覚より反省の方が多いんです。
ま、そのためにやっているような部分も大きいんですが。
次は今回よりも「イヨッシャー!!」が多くなるように頑張れるんです。
どうぞこれからもよろしくお願いします。

今回一緒に展示をした松田剣さん。
美術予備校の頃の先輩で、大学の後輩、、、と、
この世界ではよくある関係です。
1年間だけ愛知芸大に通った彼は、大学を受け直して東京芸大へと進む訳ですが
こうして数年後に一緒に展覧会をやれるのは本当にうれしいことです。
そういった関係のおかげで、十数年ぶりに再会できた友人が結構いました。
愛知の大学へと進学したワタクシは、東京の予備校時代の友人とはその後なかなか繋がっていられず
十数年という時を交わることなく過ごしてきましたが、
こういった機会に再会できて、まるで空白の時間なんてなかったように話ができるのは、
受験という共通の目標を持って共に学んだ経験があったからなんでしょう。
いいですね、こういうことって。。

さて、これまでのワタクシは展覧会が終わった後は
乾ききった抜け殻のようになっているところですが、
なんと今回もそうはいかないようで・・
大変お世話になっている友人の晴れの舞台に
作品を使っていただけることになり、その準備に明け暮れています。
つまりは結婚式の引き出物なんですが。。
展覧会モードから量産モードへの切り替えをしなくては。

© 2009 Takuma Akashi.