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光陰

2010年。早いものでもう3月も中旬です。
サイトの充実を目標に掲げていたにもかかわらず
ブログの更新は展示やイベントの告知のみ。
まとまった注文や展示の準備で慌ただしかった・・という言い訳も、もはや微妙・・

さて、ここのところ知人や友人の展覧会が頻繁に開催されているようで
確定申告も終わり、新しい年度に向けて鋭気を養ういい時期です。

先日のブログで書いたように、陶磁柏窯会展が日本橋三越本店にて開催しておりました。
多くの先輩陶芸家が展示会を行っているこの場所で、
今までずっと観る側で会場を歩いていた自分の作品がどう並ぶのか、
どう見えるのかと、初めての三越さんでの展示は得るものが非常に多く感じました。

そして我々の展示と入れ替えで開催されたのが「小枝真人展」。
大学時代の先輩で、非常に仲良くさせていただいている友人。
その小枝真人さんの初めての個展、ソロライブです。
今まで各地でグループ展を数多く行なってきた小枝さんの初めてのソロは
さすがに圧巻で、つい何時間か前まで展示してあった自分の作品群とは
完成度、迫力が違います。一見の価値ありです。(3月10日から16日まで日本橋三越本店にて)

ちょうど同じタイミングで、日本橋高島屋で開催されていたのが「清水一二展」。
日本伝統工芸展や日本陶芸展で何度かお会いしたことのある方なのですが、
これまた作品がすばらしく、キリッとしたカタチに独自の装飾が施されていて
あの広い空間に見事に「清水一二」空間ができあがっていました。(3月16日まで日本橋高島屋にて)

「ギャラリーいま」では、同年代の陶芸作家の内山みどりさん、泉さやかさん、有光志津枝さん
の三人の女性による「磁三人展」。
女性の感性らしく、やわらかく暖かな作品が春の到来を感じさせてくれます。
三者三様の個性が同時に見られる贅沢な展示でした。

これから4月にかけても、日本橋高島屋で渡辺国夫さん。(3月24日から)
日本橋三越本店で望月集さん。(3月31日から)と目白押しです。

さらに、3月21日・22日に開催の陶ISMでの関係から声をかけていただき
二階堂明弘さんと井上塁さんと三人展をやります。詳細はまた後日。
今はそれに向けて製作中。

・・・と、矢継ぎ早に書いてしまいましたが、同じ作陶家が活躍しているのを見ると
刺激されて制作意欲が湧きますね。
年が明けてあっという間の2ヶ月半でしたが
時間が過ぎるのが年々早く感じます。
時間の使い方が下手クソなので、何とか計画的に仕事を進めながら
同業の方々に刺激になる様な展示を目指して頑張らねば。

© 2009 Takuma Akashi.