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北風と太陽
July 19, 2010ご存知の通り、イソップ物語の1つで
物事に対して厳罰で臨む態度と、寛容的に対応する態度の対比を表す言葉としても用いられる。
ってWikipediaには書いてあります。が
日本では「アメとムチ」の方が使ってる気がします。
暑い太陽に照らされて、涼しい北風を欲して思い出した「北風と太陽」でしたが、
よく考えてみるとこの話、納得のいかない事があるんです。
まず北風さん、この条件って完全に不利ですよね。
「コートを着せた方が勝ち」ってことにすれば、まだ可能性はあったかも。
そして太陽さん、あきらかに有利な条件を簡単に飲むなんて、やさしくないでしょ?
最後の一節から。「〈私の勝ちだね〉と、太陽は言いました。〈ね、わかっただろう。人は力よりやさしさに心を動かされるものなんだよ〉」って・・・
サンサンと照りつけてコートを脱がしたくせに。ある意味力づくでしょ。
しかも心なんて動かされてないはず。単に暑かっただけです。
イソップ物語にはすべて教訓が含まれているらしく、
この「北風と太陽」では「力よりやさしさ、説得が勝利する」ということが教訓ってことになってますが、
冷静に考えると、「何事にも適切な手段があるので考えなさい」って方がシックリきます。
そもそも天照大神と称される太陽相手に北風ごときが挑むなんて・・勇気を認めてあげたい。
それも踏まえた教訓としては、
「たとえ勝てないとわかっている相手でも、勝負する事が大切」かな。
この教訓を今の自分に置き換えて言い聞かせると、
「たとえ間に合わないとわかっていても、あがく事が大切」ってなります。
先日の花瓶。
窯を焚いたサウナの様なアトリエでの乾燥もイマイチ。
そこで最後の頼み、ザ・天日干し!!
天照大神(あまてらすおおみかみ)さま! お願いします。